福島トンネル まとめ
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本サイトでは、1つのトンネルのレポート後、発見された構造物の位置・諸元などをまとめて掲載する。
本文中では触れられなかった点についてもできるだけ細かく、調べのつく限り書いていきたい。
なお、本レポートおよび今後の閲覧時に、お客様各位には次の点に注意願いたい。
工事キロ程と実キロ程である。
たとえば福島トンネルは、工事キロ程が236k235-248k940で、実キロは第一節に書いたとおり237k871-249k576と異なっている。工事キロ程とは文字通り工事中に使われる数値であり、実キロは開業後に正確な路線長を計って振り直した数値である。
工事は常に起点方から始まるとは限らず、またルート変更などが起こると変わってしまうため、このようなずれが生じるのだ。
レポートでは、工事誌に基づく調査を行うため原則的に工事キロ程を使用する。そして、この総覧において、実キロとの差が計算できる場合は(まれに工事誌が誤植をしていたり、実キロが推定できない物がある)、それを表示することで解決していきたい。
実はこの食い違いのおかげで時間を丸損したことがあるので、現地調査をされる方は特にお気をつけあれ。 |
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名称 |
福島(ふくしま)トンネル |
全長 |
11705m |
工区数 |
6(4+2) |
総工期 |
1972.6.23〜1977.5.30 4年11月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜 |
摘要 |
斜3立3(現用:斜3立1) |
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名称 |
福島トンネル 出口 |
位置 |
工:247k940m 実:249k576m<地図> |
工区 |
平石(ひらいし)工区 2580m |
工法 |
底導先進、頂導先進、サイロット他 |
工期 |
1972.6.23〜1976.5.31 3年11月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜 |
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名称 |
幸道(さいどう)斜坑 |
位置 |
工:244k760m 実:246k396m<地図> |
取付 |
斜坑306m 勾配1/8 交差60°本線右 |
工区 |
幸道(さいどう)工区 2360m |
工法 |
上半先進タイヤ、底導先進上半 |
工期 |
1972.6.23〜1976.5.31 3年11月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜(非常口、保守) |
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名称 |
石合(いしあい)斜坑 |
位置 |
工:242k780m 実:244k416m<地図> |
取付 |
斜坑219m 勾配1/4 交差30°本線左 |
工区 |
石合(いしあい)工区 2200m |
工法 |
底導先進上半 |
工期 |
1972.6.23〜1976.8.31 4年2月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜(非常口、保守) |
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名称 |
松川立坑(仮称) |
位置 |
工:241k420m 実:---k---m<地図> |
取付 |
本線上 --×--m 深さ20m |
工区 |
石合(いしあい)工区 2200m |
工法 |
上半先進レール |
工期 |
1972.6.23〜1976.8.31 4年2月 |
状態 |
廃止 埋め戻し 圃場整備 |
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名称 |
桑原(くわばら)立坑 |
位置 |
工:239k840m 実:241k476m<地図> |
取付 |
本線上 25×11m 深さ--m |
工区 |
桑原(くわばら)工区 1700m |
工法 |
上半先進レール、明り巻 |
工期 |
1973.7.1〜1976.8.31 3年1月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜(新安達SSP、保守) |
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名称 |
後座内仮設立坑(仮称) |
位置 |
工:238k985m 実:---k---m<地図> |
取付 |
本線上 10.9×13.5m 深さ14m |
工区 |
安達北(あだちきた)工区 2300m |
工法 |
頂導先進丸形切拡げ |
工期 |
1973.10.5〜1976.8.19 2年10月 |
状態 |
廃止 埋め戻し |
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名称 |
後座内(ござうち)斜坑 |
位置 |
工:238k385m 実:240k016m<地図> |
取付 |
斜坑190m 勾配1/4 交差60° 本線右 |
工区 |
安達北(あだちきた)工区 2300m |
工法 |
底導先進上半 |
工期 |
1973.10.5〜1976.8.19 2年10月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜(非常口、保守) |
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名称 |
福島トンネル 入口 |
位置 |
工:236k235m 実:237k871m<地図> |
工区 |
安達南(あだちみなみ)工区 565m |
工法 |
底導先進上半 |
工期 |
1973.10.19〜1977.5.30 3年7月 |
状態 |
供用:1982.6.23〜 |
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