上野第一トンネル まとめ
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福島トンネルに比べれば決して多くない分量だったが、この取材を通じていろいろな事を新たに学び、そして課題も見えてきた。
第一に、都市型トンネルと山岳トンネルという性格の違い。
第二に、性格の違いから来る構造物の存在または抹消のされ方の違い。
第三に、近場ではない所を調査することの難しさ。
第四に、地図や航空写真、工事誌などの資料の乏しさ、不正確さ。
福島トンネルの取材である程度得たノウハウというものが全く通用しなかった。おそらく今後も別のトンネルで別の例外が出てくる
のだろう。それが不安でもあり楽しみであるところでもある。
それでは、本トンネルの諸元をまとめていきたい。なにぶん資料が無さ過ぎるため不明な部分が多いがご容赦願いたい。
なお、下のマップで紺色の点線になっているのは地図が示す新幹線トンネル位置なのだが、大幅にずれているのでご注意。
つくばエクスプレスの秋葉原トンネルと無駄に交差しちゃったりしているが、実際はどうなのだろうか。 |
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名称 |
上野第1(うえのだいいち)トンネル
(第一上野トンネルの表記もあり) |
全長 |
1,311m(上野地下駅を含まず) |
工区数 |
2 |
総工期 |
1981.*.*〜1991.*.* |
状態 |
供用:1991.6.20〜 |
摘要 |
立2(現用なし) |
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名称 |
上野第1トンネル 終点 |
位置 |
3k588m<地図> |
工区 |
?工区 |
工法 |
地下開削 |
工期 |
? |
状態 |
供用:1991.6.20〜 |
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名称 |
上野(うえの)立坑 |
位置 |
3k490m<地図> |
取付 |
本線上 15 × -- m 深さ30m |
工区 |
?工区 |
工法 |
パイプルーフ |
工期 |
? |
状態 |
供用:1991.6.20〜(トンネルとして) |
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名称 |
御徒町(おかちまち)立坑 |
位置 |
2k960m<地図> |
取付 |
本線上 -- × -- m 深さ20m |
工区 |
御徒町(おかちまち)工区 498m |
工法 |
シールド+圧気、アンダーピニング |
工期 |
1981.*.*〜1991.*.* |
状態 |
供用:1991.6.20〜(トンネルとして) |
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名称 |
上野第1T非常口 |
位置 |
2k540m<地図> |
取付 |
本線右 --m 深さ10m |
工区 |
?工区 660m |
工法 |
開削、アンダーピニング |
工期 |
1981.*.*〜1991.*.* |
状態 |
供用:1991.6.20〜(非常口、保守) |
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名称 |
上野第1トンネル 入口 |
位置 |
2k194m<地図> |
工区 |
?工区 660m |
工法 |
開削 |
工期 |
1981.*.*〜1991.*.* |
状態 |
供用:1991.6.20〜 |
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