上野駅−御徒町駅付近
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左は、1984(昭和59)年度撮影
の航空写真である。
画面上方が上野駅、下に少しだけ見えるホームが御徒町駅だ。
…ごめんなさい全然見当がつきません。建物が密集してるしその影がウザイし…
最初から敗北宣言な感じはするが、一応地図を元にラインをあてがってみたのでカーソルを写真に乗せてもらいたい。
気になる箇所は上野駅広場の赤茶けた部分と、ビルとおぼしき建物の南側の空間である。
しかしこの写真が撮られた時点で工事がどのくらい進んでいたのか不明なので、全く確証がない。
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左は上の写真から5年経った1989(平成元)年の写真である。
首都圏は同一地点が複数回撮影されるので、変遷を調べる上では便利だ。
比較してみると、なんだか雲行きが怪しくなってきた。上の写真で南側に印を付けた部分に至っては普通にビルになってしまったではないか。
工事現場が見つかったとしても、それが建物なのか地下鉄なのか新幹線なのか、その区別を航空写真から判断するのは至難の業だ。その上筆者には土地勘がない。
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御徒町−秋葉原駅付近
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上から見て分かりそうなところはもう秋葉原あたりまで無い。
左は1984(昭和59)年度撮影の写真で、下端が秋葉原駅になる。
現在は東側に写る秋葉原貨物駅がごっそり姿を消し、新しい高層ビルと広大な空き地になっているため雰囲気はかなり異なる。
この付近は箱形断面なので恐らく開削による施工だろう。
しかし…地図(うぉっちずを含むネットで公開されている物全て、筆者が公開用に使っているゼンリン地図も)を見ると、新幹線のトンネルは常に在来線の東側を通ることになっているのだが、この写真を見た限りでは在来線の高架下に入っていってしまうように見える。
おいおい、地図まで間違ってんのかいひょっとして。
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同様に、上の写真と同じ場所の平成元年版である。
なんだかトンネルの上がごちゃごちゃし始まっている。ビルのような建物が建っているように見える所もあるが、これは一体何だろうか。
そして上の写真よりもトンネルが伸びている気がするのだが…。
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次回は国会図書館での孤軍奮闘と、現地調査をお伝えします。
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