ブッシュ・ド・ノエル?
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国道118号から分岐する市道を少し登ったところに新幹線との交差地点がある。
道路のすぐ脇から鉄柵に囲われておりある意味予想通りの光景である。
柵の中は荒れ放題でご覧の有様。ごみなども散乱し、あまり気持ちのいいものではない。この日は取材行程の一番最後で日も落ち、あまつさえ曇り空だったので陰気な感じであった。
保護柵に並行して砂利道が通じており、坑口を見るために下ってみることにした。
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結構な距離を歩いてようやく出口へ。
坂の途中に何年前のか分からないダイヤルチャンネル式のテレビが捨ててあって驚いた。
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トンネルの防護柵が完全に終わるところまで下りてみた。
線路は高架になっていて、道路との間に深い溝がある。このため見通しは悪くないが、撮影などをするには微妙な高さである。
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振り返るとそこには盛岡方坑口。
特筆すべきもののない普通の形状で、扁額はない。
こちら側には非常口となる門扉は存在しないようだ。
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来た道を戻って、今度は道路を挟んだ反対側を写す。
ん、何であんな所に門扉が。
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門扉の前も後ろも全くの荒れ地で、一体何の意味があるのかという気がしていたが、よく見ると、これ、
トンネルに土被せただけ?
本当にちょっとでも掘り返せばコンクリートアーチが出土しそうなくらいのやっつけ仕事感が漂っている。
どうせ土地利用もないと考えたのか、正面に門扉がある以外一切の防護を放棄している。
そういえばこんな形のケーキあったっけな。
見渡した範囲は全部開削じゃないだろうか、というような状態であった。これほど分量が多いなら切取にしても良さそうだが、わざわざトンネルにするのには理由がありそうだ。 |
開削トンネル博覧会はまだまだ続きます。 |